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Bending

鋏の「輪」そのしなやかで優雅な形状は世界的にも類を見ないデザインであり日本独自の形です。昔から変わることのない美しい曲線を帯びた鋏の持ち手は握る手の親指付け根部分のカーブに沿うようにして形成されており、手の平に自然と収まるよう考えられています。鉄を最良な温度まで熱し手作業で目的の形状に成型します。簡単に曲げているようにも見えますが高い技術が必要で曲げたあとにおこる鉄特有の「スプリングバック」を想定したうえで加工を施します。何気ない「輪」の曲線ですが完成した製品の美しさを際立たせ握りやすさと機能面にも大きく影響する重要な作業です。

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