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Forging

「火造り」とは「鍛造」のことを意味しており、文字通り「鍛えて造る」ことです。 「鉄は熱いうちに打て」というように、鋼(はがね)は高温に熱して叩くことに より強靭さを増すと同時に目的の形に成型され鋏の基礎が生まれます。

火造り鍛造は、古くは親方が金箸で赤く熱した地金を持ち、一方の手で小槌を持ち、向槌(先手)と一緒に打ち鍛える熟練を要する重労働でした。この作業は現在ではスプリングハンマーや大型のエアスタンプが使われています。

昔と今で作業の形態は変わっても伝統の技術は今日にも生かされています。鋼の熱し方ひとつにも最適な温度があり、ハンマーを打つ強さやリズムで完成度が決まります。微妙な違いを五感で見極めより精度の高い基礎を造り上げます。

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