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「剪定鋏」の選び方

剪定鋏

剪定鋏とは、直径約~15mmまでの植物の枝や茎を切るために設計された、スプリング付きのバイパス式鋏です。伝統的な日本の植木鋏とは異なり、刃と受け刃による構造を採用しており、スプリングが反復作業の多くを補助します。そのため、日常的な庭植物の剪定、バラの手入れ、観葉植物のメンテナンスに適した定番の道具となっています。

外山刃物では、2種類の異なる剪定鋏を展開しています。枝をきれいに切るための湾曲刃を持つ標準的な剪定鋏と、より細かな作業向けに設計された、より長く細い刃を持つ多用途剪定鋏です。


2種類の剪定鋏

標準的な剪定鋏

日常使いの定番となる剪定鋏です。約15mmまでの生木をしっかりときれいに切るために設計されており、スプリング機構によって反復作業でも快適に使用できます。S / M / Lサイズを用意しており、高炭素鋼・ステンレス鋼の両方で、さまざまな人間工学的グリップ形状を展開しています。


多用途剪定鋏

より細かな作業に対応できるよう設計された、長く細い刃が、花仕事や精密なカットにおいて、より高い到達性とコントロール性を発揮します。また、スプリング機構が疲労の軽減を助けます。繊細なコントロール性としっかりした切断力を1本で求める方に最適です。


鋼材の選択:高炭素鋼 vs ステンレス

外山刃物の鋏はすべて、700年以上の刃物づくりの伝統を持つ新潟県三条市で手打ち鍛造されています。鋼材の違いは、切れ味、耐久性、そして手入れ方法に影響します。


高炭素鋼

より硬い鋼材で、鋭い刃を長く維持できます。一度研げば、ハードな使用環境でも長時間切れ味が持続します。錆防止のため、使用後には軽く油を塗る必要があります。定期的に研ぎを行うプロの庭師に好まれています。

ステンレス鋼

本質的に錆びにくい素材です。生け花で流水下で切る場合、温室内での湿度の高い環境での作業、雨天作業、十分に乾燥させることが難しい環境など、湿気の多い状況下でも錆びを発生させにくく最適な素材です。

グリップの選択:自分の手に合う形を選ぶ

素材も重要ですが、グリップ形状も同様です。外山刃物では、剪定鋏に3種類のグリップ形状を用意しており、快適性、コントロール性、切断力のバランスを、自分の手や作業スタイルに合わせて選べます。


標準対称型

真っ直ぐでバランスの取れた、クラシックでニュートラルなグリップ形状です。手の位置を固定するような強い輪郭形状ではなく、伝統的な剪定鋏らしい感覚と、自由な持ち方を好むユーザーに適しています。

代表モデルにはT14、T17、T19があります。また、T101、T102、T103などの木柄モデルも対称型グリップを採用しています。


エルゴノミック 対称型(GOOD DESIGN)

クラシックな対称型グリップを、より立体的にした形状です。標準ハンドルのバランス感は維持しながら、繰り返しの切断作業時に手がより安定した位置に収まりやすいよう成形されています。外山刃物のグリップガイドではT21、T31が例として紹介されており、製品ラインナップにはT22もこのカテゴリに含まれています。

エルゴノミック非対称型(GOOD DESIGN)

剪定鋏ラインナップの中で、最も誘導性とパワー志向の強いグリップ形状です。より自然に力を加えられるよう設計されており、握りこむ力が無駄なく刃先に伝わり省力で枝を切断できます反復作業時の疲労軽減にも役立ちます。外山刃物のグリップガイドではT13、T25、T26、T27が代表例として紹介されています。

本革巻きと木柄

一部モデルには、快適性と外観を向上させるオプションのハンドルカバーが用意されています。すべてのカバーは鍛造された鋼製グリップの上に施されており、更なるグリップ力向上と心地よい手触りを発揮します。


ここでは外山刃物の代表的な鋏の紹介をいたしました。

各製品、各材質で様々な製品を取り揃えておりますので詳しくはウェブサイトをご覧ください。 

サイズ、重さ、握りやすさに加え素材への理解を深めることで、もっとも自分にあった道具をお選びください。



FAQ

●園芸初心者ですが、どのタイプの剪定鋏を選べばよいですか?

経験よりも、どのような用途で使うかが重要です。主に太い枝を切るのであれば、湾曲刃を持つ標準的な剪定鋏がおすすめです。

一方、刈り込み、整枝、花がら摘みなど、より細かな作業を好む場合は、多用途剪定鋏の方が適しています。特にバラの剪定などには非常に適しています。


●どのサイズの剪定鋏を選べばよいですか?

まず、中指の先端から手首のしわまでを測り、その長さに近い鋏を選ぶのが目安です。一般的なガイドラインは以下の通りです。

  • 約180mm — 多くの人に適した、汎用性とバランスの良いサイズ

  • 約200mm — より長いリーチが欲しい方や、大きな低木を扱う方に適しています

  • 約140〜165mm — 小さい手の方や、細かな作業向きです

ただし、これはあくまで目安であり、厳密なルールではありません。やや小さめを好む人も多いため、大きすぎるものは避けることをおすすめします。長い鋏はハンドル幅も広く、小さい手では握りづらくなる場合があります。


●剪定鋏はどのくらい長持ちしますか?

外山刃物の鋏はすべて、鍛造高炭素鋼またはステンレス鋼で作られています。日常的な手入れと定期的なメンテナンスを行えば、非常に長く使用できます。しかし、手入れを怠ると、高炭素鋼は錆びやすく、ステンレス鋼であっても徐々に劣化します。

定期的な手入れが大きな違いを生みます。詳しくはHow to Careセクションをご覧ください。 How to care / メンテナンス方法のご紹介


高炭素鋼とステンレス、どちらを選ぶべきですか?

高炭素鋼はより鋭い刃付けが可能で、優れた切れ味を実現します。そのため、多くのプロに好まれています。ただし、水分に敏感で、錆防止のため定期的な手入れが必要です。

ステンレス鋼は高炭素鋼に比べ錆びにくく、日常的なメンテナンスが容易なため、普段使いに適しています。


標準的な剪定鋏と多用途剪定鋏の違いは何ですか?

標準的な剪定鋏は、太い枝を最大限の力で切断するために最適化された湾曲刃を持っています。

多用途剪定鋏は、太い枝だけでなく、整枝、花がら摘みなど、より狭い箇所の繊細な剪定作業にも対応できるよう設計されています。

主な用途が強い剪定であれば、標準的な剪定鋏が適しています。一方、花仕事を含め幅広い用途に1本で対応したい場合は、多用途剪定鋏が優れた万能型となります。










 
 
 

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